2014/11/03

CS:GOでのウィンドウモード,フルスクリーン,フルスクリーンウィンドウの遅延

またも遅延ネタで行きます.

このネタ,すべてのゲームでの各パラメタのとりうる組み合わせすべてに関して遅延時間を測ると「ゴール」なのですが,このとりうる組み合わせの数は文字通り無限なので,遅延界のグローバルエリート的な人にプロジェクトファイルを差し上げるので後はやって頂きたいのですが...我こそは遅延界のザ・グローバルエリートだ!という方は連絡して下さい :D

本記事では,下図に示したディスプレイモードの各設定について,[マウスの入力→ディスプレイの描画]までの描画遅延時間を計測し,最も短い描画遅延を達成できるセッティングを明らかにしていきます.

今回はCS:GOに関して検証・計測を行いますが,SourceEngineである各タイトルに関しては大きな差はないと思われます.また,その他のFrostbite等のゲームエンジンに関してもある程度の参考情報にはなると思うので,是非活用して下さい.

●検証方法

下記参照.

#LogicalGaming: ゲーム毎の描画遅延を測定してみる
http://logical-gaming.blogspot.jp/2014/10/blog-post.html

今回は本記事最初の図のディスプレイモードの項のみを変更して遅延時間を計測します.


・DWMについて
DWMに関して詳しくはまたいずれ.
今回の場合,コンペティティブなプレイヤーでDWMが有効であるのはあり得ないので,いわゆるWindows AeroとDWMはOFFにして検証します.


●結果

今回はグラフありです.


Window             17.3 ms
FullscreenWindow   17.8 ms
Fullscreen         16.1 ms
予想通り,僅かにフルスクリーンが速いという結果になりました.
しかし,差は1ms程度なのでフルスクリーンウィンドウと大きな差があるわけではありません.また,自分でもプレイしてみて知覚できる程の差は感じられませんでした.
万全を期したい場合はフルスクリーンでプレイする方が無難でしょうが,基本的にはフルスクリーンウィンドウで享受できるメリットも多々あるので,好きな方を使うと良いと思います.

ちなみに自分は基本的にフルスクリーンでプレイしています.

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