Nikon 1 V1だと全然寄れないので苦し紛れでVICTORINOXについていたルーペで拡大してなんとか撮りました :D
ADNS-'S'9500 |
「殻を割った」というよりはプラスチックのカバーを剥がしただけですね.センサの基板とカバーはゴム状の接着剤で貼り付けられていました.
このセンサは表面の印字では"S9500 B1212TD 103"となっており,通常のADNS-9500の"A9500 xxxx"という印字とは異なっています.S9500はロジクール向けのカスタムモデルのようです.
ピン数はAは8x2の16ピンですが,Sは7x2の14ピンになっています.何が省かれているのかは詳細に調べないと分かりませんが,Aのデータシートを見た感じレギュレータの出力ピンを省いたのかなーとか思ったり.
フォーカスが外れていますが,穴の位置的にセンサーダイから外れた右端の四角い物体がレーザ発光部だと思われます.チップLED的なものを想像していたのですが非常に小さいです.
ADNS-9500はダイ上に発光部があるので外部にレーザ用のドライバ(トランジスタ)をぶら下げなくてはいけないのですよね.
●PMW3310DHと似ている?
rafa様の記事を見ると,PMW3310DHとかなり似ている構成だと分かります.
参考 : rafalog: Pixart PMW3310DH殻割り
周辺部を見れば判別は容易ですが,ダイのみで9500と3310差が見分けられる方は,極端にレベル高いソムリエですねこれ.
また,センサの系統を考えるとADNS-9800もこれらとクリソツな可能性が高いと考えれます.
また,AM010ともおおまかなレイアウトは似ているのですよね.3050の世代からダイのアーキテクチャが変わったのかもしれません.
そろそろ,やり残した遅延ネタに移行していきたいのですが他にもやりたいことが幾つか・・・
S9500のような剥き難いセンサー撮影お疲れ様です。
返信削除離れ小島にあるVCSELが哀愁を誘います・・・
レイアウトがPMW3310DHそっくりで面白いです:o。
紙湯さんが撮っておられたADNS-9800のダイと比べるともう完全一致です。
PMW3310DHがPixart由来ではなくAvago設計のセンサーだという証拠が見れてモヤモヤが晴れました:)
何やら横を見るとd0maさんも着てますね。
私にも色々面白いマウス紹介してくれたデバイス勢の方で
systemaさんのblog見て感動されてました:)
rafa様
削除コメントありがとうございます.
記事を上げてから紙湯さんの記事に写真が9800だと気が付きました:D
9800と9500はほぼ同じですね.
3310は9x00系をベースに改良して性能を底上げした,という感じなのかなと妄想しています.
d0maさんはIRCで私のことを聞かれたようです.
Steamチャットにて頻繁に意見交換をさせて貰っています.