Overview
Name : Anker Laser Precision Gaming Mouse
Price : 2799 JPY (amazon.co.jp)
Model : 98N5000-BA
Power : 5V 100mA
S/N : 2FPS8F
Made in China
Specification
EN : http://www.ianker.com/goods.php?sku=98AN5000-BA
JP : http://jp.ianker.com/product/98AN5000-BA
Optical system
Laser sensor : Avago ADNS-9800
http://www.pixart.com.tw/product_data.asp?product_id=77&productclassify_id=1&productclassify2_id=3
Model : A9500
Subcon : N
Year : 2013
Week : 37
Sensor Die Revision : T
VCSEL Die Revision : D
Lot number : 598
Laser Driver MOSFET : Vishay Siliconix Si2301DS(A1SHB)
[PDF] http://www.vishay.com/docs/70627/70627.pdf
Lens : Avago UMS1 、1(ADNS-6190-002 ?)
Control Logic
MCU : HOLTEK HT82A525R (8bit 、6 or 12MHz)
http://www.holtek.com.tw/english/docum/computer/82a525r.htm
EEPROM : Atmel AT24C64D
http://www.atmel.com/devices/AT24C64D.aspx
Year : 2013
Week : 33
Country : B
Switch
Main : OMRON D2FC-F-7N (Made in China) x2
Middle : Blue rasin top tactile switch (unknown)
Wheel : TTC (24 steps)
Tilt : HUANO Red top 0.05A 30V x2
Side : HUANO Red top 0.05A 30V x2
DPI Shift : Black rasin top tactile switch (unknown) x2
Right additional(SW6) : Micro switch (unknown)
Left additional(SW7) : Black rasin top tactile switch (unknown)
(個人的な)感想
偏見に満ち満ちたレビューです。
形状
持ち上げやすい、いわゆる側面が抉れてる系のマウスです。
これを左右対称にして、小さくすればG300に近い形状になるような感じがしますね。
ゴム製グリップのモールドが深くホールド力はありますが、なぜモールドが縦なのかは疑問。前後への滑り止めよりは上下運動、つまり持ち上げる動作の時に最適化したほうが良いと思うのですが。自分にはデザイナーの意図が理解できず残念。
サイズはかなり大きめ。手のサイズが大きい方向けで、少なくとも黄色人種がメインターゲットではない印象を受ける製品です。
表面
筐体表面のラバー塗装は質感は良いですが、経年劣化と剥げを考慮するとクエスチョンが付きます。
星座を模した(?)模様はどうでしょうね。好みが分かれそうです。
個人的には模様なし、表面も樹脂むき出しで滑り止めは樹脂の表面のモールドで行うようなのっぺりした筐体が好みですが、そういうマウスは少ないですね。
重量
素の状態でもかなり重い部類に入ります。個人的には許容値を遥かに超えた重さです。
追加で錘を入れられます。錘の固定方法は低反発のスポンジです。
性能
低DPI域がもう少し細かく設定できると良いと思いました。気のせいかもしれませんが、触った感じで若干遅延しているような・・・?未確認なので誤情報の可能性高し。
筐体サイズと重量が原因でゲームをする気になれなかったので、高速度域のTracking性能やフィーリングに関しては未評価。
回路
センサーとEEPROMの製造週が一ヶ月しかずれていないのがポイント高いですね。何のポイントかは知りませんが。
ダイのシーリングから完成品が手元に届くまで一年かかっていません。
実装ですが、基板上のフラックスの残りが目立ちます。だからどうということはないのですが。フラックスの残り方から察するに、面実装部品はリフローして、電解コンデンサやスイッチ、コネクタ等のDPI部品は手半田している可能性が高いです。でもイモはんだがあったりするのでちょっと怖いですが、この価格帯でこの性能の製品に求めるのもおかしい話。
LogitechやMicrosoftの基板ばかり見ていたので人が作った匂いのする基板はカルチャーショックだったりします。
スイッチ
押した感じで不快なものはないです。こだわりがある人以外は大丈夫だと思います。
チルトがちょっと固いですが誤爆防止だと思えば良いのかもしれません。
HUANOのスイッチが多いのは価格帯を考えれば当たり前でしょう。逆にこの値段で全部OMRONだったらドン引きです。
薬指か小指で押す用のスイッチの距離が前方よりで非常に遠く、自分では絶対に押せない場所にあります。かぶせ持ちの人がちょっと頑張れば届くかな、という距離です。自分的には側面にスイッチは要らない派なので誤爆しないだけマシだと思いました。
逆に親指で押す下の側面スイッチは中々便利そうだと思います。
DPIスイッチは樹脂パーツを前後に傾けて前と後ろのスイッチを押す方式。楽しい。
その他
実はこのマウスがブログのレビュー第1号だったり。バラしてから写真を撮り忘れたことに気が付きました。
秋葉原でチラホラ見かけるようになったAnkerというメーカの高性能センサを積んだゲーミングマウス。デバイサーの聖地(?)Arkにも確か置いてありました。
Avago社製レーザーセンサ搭載機で3000円以下という圧倒的な低価格なので、お試しでゲーミングマウスやレーザーセンサを使ってみたい人にはオススメです。ルックスもゲーミングマウスらしいルックスだし、LEDの色を変えたりも出来ます。
これを(私の中では)最強のマウスだと名高いG300、現行のG300rとほぼ同価格帯でラインナップしてくるわけですからAnker凄いですね。
一番のネックは筐体サイズと重量で、「もっと小さくて軽いマウスだったら一緒に遊べたのかな」、と思いました。側面が抉れている形状は非常に好みです。
また、3000円以下でADNS-9500と純正レンズがついてくるのは非常にお得ですね。バラす時に罪の意識的なものもあまりありませんし。 (デバイス勢並の感想)
私的には分解レビューは前座で、ここからが本番です・・・
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